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10日目の郵便屋さん、今シーズン初の撤退です。

心配していた、台風直撃は太平洋側にそれて、下界でも小雨程度で平穏なので、「こりゃラッキー!」と思い、御殿場までのガタゴト道を車で上がっていくと・・・。


土石

土石2


ドシャー、出ました土石流!
近づいてみると、長靴がズボズボと沈んで行くではありませんか・・・。
きめの細かい泥が液状化していて、谷側のところを車幅いっぱいで通ることも出来そうですが、帰りにはどうなっているかわからないので、手前の端に車を停車し、昨日よりさらに5分多く歩いて御殿場登山口まで・・・。

雨がシトシト金曜日なんで、蒸し暑い中カッパ着用で、「なんて日だ!」とつぶやきながらも、歩いていると・・・。
馬尻小屋の手前の追上沢から虹が、目前に・・・。
「なんて、素晴らしい日だ!」と思い直し、さらに進みました。

虹


本日の大雪渓です。

本日の大雪渓


東の下界側からは、お日様がさし、山側からは雨風の吹き降ろし・・・。
「どっちやねん?晴れんのか、雨なんか、はっきりせいや~」
北風と太陽の童話ならぬ、雨風と太陽!
気温は高く、湿度100%でカッパの中はムシムシ、10分ほどで汗だくに・・・。

「吹き降ろしの風も気持ちいいなあ~」なんて思っていたのもつかの間、3合の壁を登る頃からどんどん風が強くなって、常時風速15mほどの強風になって・・・。

稜線で強風に吹かれるときは、岩陰やくぼ地で休んだり、やり過ごせるのですが・・・。
大雪渓のようなだだっ広いところの風は、ず~っと吹かれぱっなし。

「標高100m上昇でマイナス0.6℃、風速1mごとに体感温度は1℃~1.2℃、今の私の体感温度は?」
汗だくのおかげ?でどんどん体温が奪われる・・・。
「そうか、こうやって低体温症になって、思考能力や判断能力が奪われて、遭難するんだ~」

風をよけながら?いえいえ、風にあおられ左右に揺れながらも、何とか葱平に到着。
雨風は収まる気配なし!

ここで、決断!本日、撤退~!下山開始!

無理して行けない事もないでしょうが、大雨でステップの無くなった小雪渓を考えると、トラバース中に大風にあおられれば間違いなく滑落事故に・・・。

写真ではわかりにくいですが、葱平からの大雪渓がこちら・・・。

葱平より


下界は薄日がさしていますが、背中からは雨風バチバチと・・・。

下りて行くと、雨風も弱くなり、途中で登ってきた単独男性お二人に、私が毎日上下山していること、小雪渓のコンデションがかなり悪いうえ、強風に吹き下ろされれば滑落はさけられないこと、説明しましたが・・・。

上がって行ってしまいました。
天候が回復し、滑落事故で今シーズン最初の死亡事故に・・・。
なんてならないことをお祈りします。

単独者の事故や行方不明が多いのは、結局こういうことなんでしょうね・・・。
山岳遭難の一部を再認識しました!

それでも


他数名の登山者は、私の説明を理解、了承し撤退されました。
賢明、賢明!
死んじゃえば、次の山は登れませんからね・・・。

勇気ある撤退、大正解!
山は謙虚でなければ・・・。

明日は晴れ予報だぞ~。
しかし、台風の余波はあなどれませんね!

下山したら水溜りに、サンショウウオの卵が・・・。
雨の少ない年は干上がって、孵化しないこともしばしば・・・。
孵ったらサンショウウオの種類を調べなければ・・・。

孵ってね、卵君たち!!!


サンショウウオの卵
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2014.07.11 / Top↑
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